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2-4 筋肉筋力トレーニングの必要性 偽り健康食品 栄養学編(2)

2003年5月16日 週間アキタ掲載
食生活の乱れは体の不調に直結する。その意味で食事は健康維持の柱ともいえる。いまの食品は、嗜好や流通、経済システムに合わせて、改良されたり、また広告宣伝で、あたかも体に良い食品として販売されているが、本当に体調良好となるか疑問だ。

古くから「医食同源」という言葉があるように、食と健康は密接に関係している。キャッチフレーズだけが独り歩きして、特定の食品がブームになったり、怪しげな健康ビジネスがはやったりする。

また健康にいい食材がテレビでたくさん紹介されて、いちいち試すのは大変だからと、京都大学伏木教授名づけて「ミノモンタ炒め」。

材料は、ビタミン豊富な豚肉と亜鉛やタウリンの入った牡蠣、カプサイシン(体内脂肪を燃焼させ肥満を防ぐ)満点の唐辛子とセサミン(抗酸化作用)、豊富な胡麻油、リコピン(発ガン予防)たっぷりのトマトなんかで味を調えて、βカロチン(ガン予防)がたくさん入っている人参、鉄分いっぱいのオクラとミネラルの宝庫モロヘイヤ、夏バテ解消のニンニクを入れて、すべて炒めると、出来上がり。

これで「高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、腎臓障害、肝臓障害、内臓脂肪もおさらばで、アトピーに著しい効果あり。老化防止にも完璧、肌もつやつや、血液の循環が良くなり、疲れがとれ、めまいと貧血が治って、むくみもとれ、痩せられて、目まで良くなって、冷え性と肩こりも解消」となる。

本当に効くならその通りだが、どんな食品にも、良い面もあれば、悪い面もある。研究が進めば、必ず良い部分が出てくる。その部分だけをクローズアップすればー丁あがり。これがテレビ番組の功罪である。食品は、良いと言うのは簡単だが、ひどい毒性でもない限り良くないとは言えない。

また良く耳にする言葉で「バランス良く食べる」。これは、消費者の具体的な要望に応えていない。健康維持のための食品とは、「良く厳選し、吟味された物」。つまり「無添加で、農薬、抗生物質、化学物質等を使っていない食品」のことだ。

また、動物性脂肪・乳製品をとり過ぎると、腸壁を刺激し、ポリープやガンを発生させると見做されている。つまり、脂肪を消化する胆汁液の分解に支障を来たし、胆汁の分泌量が増えて、腸壁を痛める。

かつて日本人は、食物繊維の多い食品を食していたが、いまは食物繊維の少ない食事へと、変わってしまった。食物繊維の摂取量が少なくなると便秘になり、腸内細菌の働きが悪くなる。腸には数兆個の細菌群がいて、食物などを分解し、その働きを助けてくれる。

いまブームとなっている物で、便秘が良くなる、健康になるといわれている乳発酵食品を食すると、たしかに便通が良くなり、あたかも、体に良いと感じられるが、自然にいる腸内細菌が、この発酵食品を食することにより、かえって減少してしまい、本来やるべき腸の働きが悪くなり、ポリープやガンになりやすい体質になってしまう。

このように、健康になろうと、いろいろとブームに乗った食品を食するよりも、やはり、日本人は、日本古来の食事である”和食”をしっかりと食べていることが健康になる一番の秘訣となる。

特に、アスリートたちは、せめて、大会に向って練習している期間だけでも”和食”、昔の食事、つまり、ご飯、植物性タンパクの菜食中心の食事。欧米型の肉食中心で動物性脂肪分の多い食事は、遠ざけるべきだろう。和食は、トップアスリートヘの近道だ。


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