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4-3 『食養の大切さ』(iii) ―健康な身体は食べものから―

1994年10月28日 週間アキタ掲載
肥満の原因として現今、カロリーの取りすぎが一般的にいわれている。しかし、全米臨床栄養学誌の最新調査(アレン博士)によって、皮下脂肪は直接的にカロリーの数値(高い)に連結するものではないことが確認された。つまり、カロリーを多く摂取したとしても、その量ではなく、どのような種類のカロリーを取ったのかが関係してくるというのである。

また、高グリセミック(ケーキ・パンなど)な食事は、カロリーを脂防に変えやすく、低グリセミック(さつまいも、豆など)な食事とハードトレーニングは、体脂肪を低減できるとも発表されている。このことからも、一般的なダイエット法のような「摂取したカロリーよりも、体を動かして消費するカロリーを多くして痩せる」という算術計算では、体の機能・生理は成り立たないことが分かると思う。

人体は、あくまでも脳や自律神経を正常に働かせることが第一である。そのためには、ブドウ糖に早く変化する炭水化物(ご飯)を十分に食べて、脳を活発に働かせることがもっとも必要とされる。体の機能を完全に働かせるためには、嗜好に左右されず、副食(おかず)をほんの少々に抑えるだけで十分。昔の「一汁一莱」という食事が、健康にとって最高の食養となるわけだ。

一日の食事の内容だが、まず朝は必ず食べること。日中、活発に頭脳や体を動かすためにも、すぐエネルギーに変えることができる炭水化物(ご飯)と、塩分の少ない味噌汁を取る。おかずは少々あれば大丈夫である。昼食はおにざりを二個くらいとし、胃に負担をかけないで即座にエネルギーに変える物を食べること。

そして、間食としておやつ(糖類)を少し取る。このおやつで注意したいのは、人口甘味料や油を使ったジャンクフードは避けること。おやつには、大福やまんじゅうなどをお勧めしたい。

夕食は基礎代謝(睡眠中も脳や五臓、六腑は働いている)に必要とされるエネルギーのために炭水化物、筋肉や血をつくるのに必要とされるタンバク質(おかず…油抜きをした肉・魚など)を摂取する。また、夕食から寝るまでに時間があり、少々空腹となつた場合は、おやつを食べることによって安眠することができる。食事は常に、決められた時間に一定量を食べなくてはならない。

消化・分解・吸収するため、体にはリズムがある。さらに、姿勢が悪いと、背骨の歪みや筋肉の低下によって血管や神経を圧迫し、内臓の働きが悪くなる。背骨を正しく伸ばせば脊椎が真っ直ぐになり、交感神経と副交感神経からなる自律神経が安定し、内臓の働きも活発化する。

筋肉の維持・増進のためにも、ウエイト・トレーニングは必要不可欠といえる。例えば、寝たきりのベット生活が長引くと、腕・腿はみるみるうちに細く、痩せてくる。筋肉は、負荷をかけないと退化してくるのである。

健康を維持するためには食品を十分に吟味して食べ、筋肉を鍛錬し、たっぷりと休養を取ること。この三つをバランス良く行うことが、健康な体にする“要”といえる。特に食べ物は、食品分析による栄養価ではなく、添加物や農薬、抗生物質などの入っていない食品を吟味し、体にとって食養となる食事を心がけることが必要である。


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